TOP > 風景表現 > 空・中空 > 月の光・月明かり


カテゴリ検索 単語の意味
月光がその夜、どんなに 蒼白そうはく で大地も林も銀色に浮びあがっていたことか。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:18% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
月の光・月明かり
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......祭でした。その奉仕を肉体の臆病ゆえに怠るのは恥でした。「よせ」ガルペがきびしく私に言いました。「馬鹿な……」「馬鹿でもいい。義務からではない」 戸をあけました。月光がその夜、どんなに蒼白で大地も林も銀色に浮びあがっていたことか。乞食のように襤褸をまとった二人の男たちが犬のようにうずくまり、こちらをふりむき、「パードレ、信じてくれんとでしょうか」 一人の男の足が血まみれになっていることが......
単語の意味
蒼白(そうはく)
月光(げっこう)
蒼白・・・青白い。青みがかった白。血の気が引いた顔の色。
月光・・・月の光。
ここに意味を表示
月の光・月明かりの表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
緩やかに月の光の帯は色を変え、角度を変え、夜は深まってゆく。
小川 洋子 / 口笛の上手な白雪姫「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
黒い空に銀紙でも張ったような明るい月
阿刀田高 / ミッドナイト物語 amazon
このカテゴリを全部見る
「空・中空」カテゴリからランダム5
月は相変わらず寡黙だった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
空・中空 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分