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空耳かと思った。しかし、波音にまぎれてそれはかすかに続いていた。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 ページ位置:2% 作品を確認(amazon)
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小さな音・不鮮明な音
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前後の文章を含んだ引用
......ていた。すると、ふと女の泣き声が聞こえた。 ぞうっとした。 誰もいない暗闇の浜辺、振り向くと車もあまり通らない道にずらっとライトが浮かんでいるという状況である。空耳かと思った。しかし、波音にまぎれてそれはかすかに続いていた。 智明は声のほうへ向かってぶらぶら歩きはじめた。するとやがて、浜へと降りてゆく真っ暗な階段の途中にすわっている黒い人影を見つけた。月明かりにぼんやり浮かぶその人......
単語の意味
空耳(そらみみ)
空耳・・・1.実際には声や物音は聞こえないのに、聞こえたような気がすること。幻聴。
2.聞いても聞かないふりをすること。
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直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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