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両側が急な山の迫っている入江
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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湾・内海・入り江
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......した。 真夜中、船はふたたびできるだけ静かに動きだしました。が幸い月がないために空は真暗で誰にも発見されません。半レグワほどの高さの陸地が少しずつ迫ってきます。両側が急な山の迫っている入江にはいりこんだことに気がつきました。浜のむこうに押しつぶされたような家々の塊が見えたのもこの時です。 まずキチジローが浅瀬におり、続いて私が、最後にガルペがまだ......
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湾・内海・入り江の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(日の光を受けて)とんろりと油を張ったように静かな入江
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
海はいかにも入り江らしく可憐 なさざ波をつらね、その上を絵島丸は機関の動悸 を打ちながら徐 かに走っていた。幾日の荒々しい海路からここに来て見ると、さすがにそこには人間の隠れ場らしい静かさがあった。
有島武郎 / 或る女
袋の中のようなここの入江
正宗 白鳥 / 牛部屋の臭い (1971年) (雨の日文庫〈第6集 amazon
二つの 岬 に抱かれた湾が、静かな水を 湛えていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
黒い石ころのつみかさなった入江
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
遠くの灯台 まわる光が 二人の夜には 木もれ日みたい
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
磯波のようにまくれ返った頂上を並べた低い丘
大岡 昇平 / 野火 amazon
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