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綿菓子のように浮き上がる。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:41% 作品を確認(amazon)
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上昇・浮遊・舞い上がる
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前後の文章を含んだ引用
......人の子宮で、同じ羊水に浮かんでいたのだから、きっと同じ記憶──決して思い出すことのできない記憶だけれど──を持っているはずなのだ。赤ん坊があの人の腕から離れて、綿菓子のように浮き上がる。あの人だけが表情を靄で隠したまま、まっすぐ後ずさりしてゆく。二本の足は少しずつ細くなり、最後には糸になって消えた。赤ん坊は爪先が頭に触れる程身体を丸くして、背中......
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スコアは気球が最後の砂袋を投げ捨てるようにして六桁を越えた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
綿菓子のように浮き上がる。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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(息子は巴里という)この芸術都市の芸術社会に深く喰い入っていた。今更、これを引離すことは、勢い立った若武者を戦場から引上げさすことであり、恋人との同棲から捩 ぎ外 すことだった。(巴里のテーストはもはやむす子の恋人だった。)
岡本かの子 / 母子叙情
なすすべもなく濁流に流されるように
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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