(プールに)取りつかれたように夢中に通いつめていた。泳ぐのが楽しくて仕方なかった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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深みにはまる・病みつき・のめり込む
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......れであがろう。」 彼女は水を飲みに向こうへ歩いて行った。 毎日プールに通いだして、一か月になっていた。私はバイト、幹子は学校があってかなりきつかったが、それでも取りつかれたように夢中に通いつめていた。泳ぐのが楽しくて仕方なかった。 春先の暴飲暴食がたたって、五キロも太った。五、という数字よりも、体重が生まれて初めて五十の大台にのったことが、さすがにショックだった。未知の体重には未知の考え......
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深みにはまる・病みつき・のめり込むの表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
その時の私ののめり込みかたは、はたから見たら気味が悪いほどだっただろう。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
詩を書いている時だけが夢中の世界。
林芙美子 / 新版 放浪記
(嵌り込んだら抜けられない)嵌り込んだら最後、まるで飴 にかかった蟻のようになる
岡本かの子 / 東海道五十三次
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いてもたってもいられなかったあの日の衝動は、田舎の人が「東京に出たい、東京に行きさえすれば何とかなる」と思う気もちと似ているだろうか?
吉本 ばなな / 血と水「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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