詩を書いている時だけが夢中の世界。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:74% 作品を確認(青空文庫)
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深みにはまる・病みつき・のめり込む
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......。 自分で正しいと思う判断がまるきりつかない。自信がなくなると、人間はぼろくずのようになってしまう。はっきりと、これが恋だと思うような事をしたこともない。ただ、詩を書いている時だけが夢中の世界。 下宿住いと云うものは、人間を官吏型にしてしまう。びくびくと四囲をうかがう。大した人間にはなれない。月末には蒲団を干して、田舎から来た為替を取りに行く。たったそ......
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深みにはまる・病みつき・のめり込むの表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
詩を書いている時だけが夢中の世界。
林芙美子 / 新版 放浪記
その時の私ののめり込みかたは、はたから見たら気味が悪いほどだっただろう。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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