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目が開く。一秒か二秒の間、陣治の表情は妙に定まらず、陣治ではない見知らぬ人のように見えて、十和子を不安にさせる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:31% 作品を確認(amazon)
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......っき蹴り飛ばした当たり所が悪くて死んでしまったと思ったかもしれない。「陣治」 肩を揺すると鼾がとまる。セーターのまま寝ている。「陣治、寝られへん。身体揉んで」 目が開く。一秒か二秒の間、陣治の表情は妙に定まらず、陣治ではない見知らぬ人のように見えて、十和子を不安にさせる。「わかった。ゆっくり揉んだろ。寝付くまで揉んだろ」 鼾をかいていたのが嘘のように声がしっかりしている。枕の上から瞬きもせずに十和子を見つめてくる。「すぐ行くよっ......
単語の意味
妙(みょう)
・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
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意識が溶けてシーツに染みこみ、隣に横たわる絃の身じろぎで目を覚ました。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
寝ながら苦しい夢を見ているようで 眉間 にぎゅっとしわがよっていた。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon関連カテ寝顔悪夢(睡眠中)
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