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やっぱり、あのとき、乃武夫はいたのだ。  あの声を聞かれてしまった。  塩沢は、うしろから斬りつけられたような気がした。
向田邦子 / ダウト「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:67% 作品を確認(amazon)
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ドキッとする 嘘がばれる
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......ないと詫びて帰っていった。 見送りに席を立ちかけた塩沢のうしろで、乃武夫が、「クジラオカ」 と呟いた。 なにかを反芻するような、意味のこもったいい方に聞えた。 やっぱり、あのとき、乃武夫はいたのだ。 あの声を聞かれてしまった。 塩沢は、うしろから斬りつけられたような気がした。 自分のなかに、小さな黒い芽があることに塩沢は気がついていた。 人が見ていないと、車のスピード違反をする。絶対安全と判ると、小さなリベートを受取ったこともある。......
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不意だったから、どんと心臓がバウンドして、痛いくらいだった。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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崩壊の穴はそのことから急速に拡がった。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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かろうじて、喉から漏れた空気がになる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
(開けてはいけないと感じる不吉なガラスビンを前にして起こる恐怖と好奇心の葛藤)息を詰めたまま金属製のねじ蓋に手をかける。蓋は強く締まっている。このおかしな感じ、まるでガラス壜ではない何かをこじ開けて、口で言えないほど不吉なものを解き放とうとしているような感じはどこからくるのだろう?  フレテハイケナイ――カンガエテハイケナイ――。  がまた聞こえる。頭のなかではなく、天井のあたりから降ってくる気がする。キョトキョトと周囲を見回す。部屋の空気が重く脈打っている。ベッドも衣類も壁もどくんどくんと脈打っている。蓋にかけた手が震える。震えが背筋を伝い、正座したまま上半身が他愛なく揺れる。《…略…》頭のなかにも部屋のなかにも動悸が響き渡る。嵐のようなその音のほか何も聞こえなくなる。まるで自分自身の心臓の内部にいるみたいだ。視界全体が拍動する。どくんどくんと叫ぶ。イケナイ、イケナイ、イケナイ、イケナイと叫ぶ。頭が割れる! 壜から手を離し、両側から強く 頭蓋 を挟みつける。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ胸騒ぎ・嫌な予感好奇心・興味を示す動悸・胸がドキドキ・心拍数が上がる
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ポカーンと思考が止まり
阿刀田 高 / 恋は思案の外「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテ呆れる・驚きで呆然頭が働かない
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