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木箱を出して、火の中に入れた。 それはしばらくの間、目立って燃えていた
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:95% 作品を確認(amazon)
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焼く・燃やす
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前後の文章を含んだ引用
......ットの上の1枚の黒い布が滑らかに揺れているみたいに見えた。微妙に違う色の空との継ぎ目も、いきいきとはためくパッチワークのように見えた。 私はカバンからごそごそと木箱を出して、火の中に入れた。 それはしばらくの間、目立って燃えていたが、ちょっと心配していた何らかの匂いを放つこともなく、潮風にとけて消えていった。火葬場よりもずっといい場所だ。きっと。「厳粛な気分だ。」 乙彦はそれが何だったの......
単語の意味
暫く・姑く・須臾(しばらく)
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
2.ちょっと待った!
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