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(古マンション)風も通らず陽も当たらず、一年じゅう梅雨どきのように 暗鬱 な感じがするのは、自分が いたず らに齢を食ったせいではあるまい。
浅田次郎 / ラブ・レター「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 ページ位置:14% 作品を確認(amazon)
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古い建物の佇まい
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前後の文章を含んだ引用
......事務所で、残りも大方は外人女のタコ部屋になっている。 吾郎が上京してきたころには、このあたりもまだホステスとバーテンばかりが住む町で、それなりの明るさはあった。風も通らず陽も当たらず、一年じゅう梅雨どきのように暗鬱な感じがするのは、自分が徒らに齢を食ったせいではあるまい。 店屋物の器がどの部屋の前にも堆く積まれた廊下を歩き、事務所のインターホンを押すと、ドアの上に取り付けられた監視カメラに向かって吾郎は笑いかけた。「吾郎でえす。......
単語の意味
暗鬱(あんうつ)
徒(あだ)
暗鬱・・・気持ちが暗く、憂鬱なこと。
・・・働きかけたのに、期待はずれに効果がないさま。役に立たないさま。むだ。
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