日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 感覚表現 > 音の響き > ラジオ

ＤＪはノンストップでポップソングを流している

この表現が分類されたカテゴリ

ラジオ

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

ここに意味を表示

ラジオの表現・描写・類語（音の響きのカテゴリ）の一覧ランダム５

落語が聞こえていたが、ラジオは調子が悪く雑音が大きかった。

宮本輝 / 螢川「螢川・泥の河（新潮文庫）」に収録　amazon

まるで噴き井戸から無限に溢れる音のように、ラジオはよくお喋りしている。

林芙美子 / 泣虫小僧　amazon関連カテ生活音ラジオ

落語が聞こえていたが、ラジオは調子が悪くて雑音が大きかった

宮本輝 / 蛍川　amazon

（街中でラジオから流れるセレナーデ）都会の夜の曲。メカニズム化したセレナーデよ、あんなに美しい唄を、ラジオは活字のように街の空で唸（うな）っている。騒音化した夜の曲。

林芙美子 / 新版　放浪記関連カテラジオ街の騒音・都会の喧騒

車のラジオから音楽が、泡のように浮かんでは消えていく

このカテゴリを全部見る

「音の響き」カテゴリからランダム５

金属の何かを、小さい槌ででも叩いているらしい、澄み渡ったカン、カンカンカンという連続的な音で、だんだん伸子は眼を醒した。人の手先が細かに動いて発するその音には濃やかさがあり、その音のために却って朝の閑寂が増すようであった。

宮本百合子 / 伸子

のどかで平和的な牧歌調の歌

爆音のメタルを響かせ

（修理から戻ってきたラジオ）つまみを回すと雑音の向こうから、野球中継が聞こえてきた。長い旅路の果て、ようやくたどり着いたような頼りなげな音だった

小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録　amazon

祝砲がかすかに腹にこたえるように響いて

有島武郎 / 或る女

「家電」カテゴリからランダム５

アパートのベランダでは何枚かのシャツが置き去りにされた孤児のようにビニールのロープにぐるぐると巻きついてしがみついていた。

村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ洗濯物強風・暴風はためく・翻る

剃刀が、銀色の虫が這うようにしてなだらかな肌を這い下る

谷崎潤一郎 / 痴人の愛　amazon

顎を上に向け伸びきった喉を鏡に映す。剃刀の峰の部分を喉もとに当てて下にさげていく。

レコードを選んで針を置いてみた。ナット・キング・コールが「国境の南」を唄っていた。部屋の空気が一九五〇年代に逆戻りしてしまったような感じだった。

村上春樹「羊をめぐる冒険」に収録　amazon関連カテレコードプレーヤー・蓄音機 BGM・背景音楽

Ｔシャツを、ばっさばさと伸ばす。なぜかちょっと感傷的になってしまった気分も一緒に、空気中に放つ。

朝井リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録　amazon

同じカテゴリの表現一覧

音の響きの表現の一覧　

家電の表現の一覧　

感覚表現大カテゴリ

表現の大区分