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机の上にまで左右バラバラのソックスが散乱している。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:19% 作品を確認(amazon)
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ゴミ屋敷・室内が汚い
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前後の文章を含んだ引用
......待っていたように風が吹き込んでくる。 畳の上にも、寝具がずり落ちたベッドの上にも、シャツや股引きが野放図に脱ぎ散らされている。乱雑さは十和子の寝室の比ではない。机の上にまで左右バラバラのソックスが散乱している。陣治は月に一度コインランドリーに大量の衣類を持っていくのだが、こんな状態では、洗った物と汚れ物との区別がついているのかどうか。 しかし十和子の予想どおり、携帯電......
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(室内は、)脱ぎ捨てては無造作に積み重ねられた服の山があちこちに蟻塚のように林立し、かろうじて人の歩けるケモノ道のようなスペースにも、バッグやら小物やら本やら紙屑やらが散乱して、電話なんぞが鳴った日にゃ障害物レースのように、モノを飛び越えて走らねばならん。そして女王様は不器用なので、たいていモノに蹴躓き、蟻塚を倒し、本や紙屑を踏み散らすワケで、結果、家の中はますます乱雑を極める一方なのであった。
中村 うさぎ / 浪費バカ一代ショッピングの女王2: 2 amazon
油じみた襟元 を思い出させるような、西に出窓のある薄ぎたない部屋
有島武郎 / 或る女
家に南京虫が湧 いた時です。家全体が焼いてしまいたくなるのです。
梶井基次郎 / 橡の花
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石だたみをしいた中庭
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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