TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 迷子・道に迷う
この街道を右に行くのか左に行くのか、そこで少し迷った。たぶん左だろうと自分の方向感覚を信じて進んでみる。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:57% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
迷子・道に迷う
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......方向はだいたい見当がついているので適当に歩いた。的場邸のことなどを思い返しながら漫然と甲州街道を越えた。やがて、旧甲州街道に出た。 国領駅はもうすぐのはずだが、この街道を右に行くのか左に行くのか、そこで少し迷った。たぶん左だろうと自分の方向感覚を信じて進んでみる。少し歩いたところに黒いペンキで手書きされた街の案内板が金網のフェンスにかかっていた。それで見てみると、やはり正しかった。前方、目に見えるところに駅へ曲がる交差点......
ここに意味を表示
迷子・道に迷うの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
いくら歩いても、よくわかる場所に出なかった。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
近道のつもりで当てずっぽうに一つ角を曲がったばかりに、自分がどこを歩いているのかわからなくなってしまった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
この街道を右に行くのか左に行くのか、そこで少し迷った。たぶん左だろうと自分の方向感覚を信じて進んでみる。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
自分の家のある方向を指さそうとしたが、いったいそれが正確にどちらの方向に位置しているのか僕にはわからなくなっていた。奇妙な角度に折れまがった曲り角をいくつも通り抜けてきたせいだ。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ