TOP > 人物表現 > 思考・頭の中の状態 > 頭の中が真っ白・茫然自失


カテゴリ検索 単語の意味
すっと気持が白く閉ざされる。部屋も酒田も遠のいて、空洞になった意識に何か生々しいものが噴出してくる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
頭の中が真っ白・茫然自失
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......よけいなことをおききしました。それでと、もう一度三日前の電話のことなんですがねえ。実は、先方にはっきりここの番号との通話記録が残っているわけでして――」 再び、すっと気持が白く閉ざされる。部屋も酒田も遠のいて、空洞になった意識に何か生々しいものが噴出してくる。女の声が聞こえる。受話器の向こうから、もしもし、もしもし、と呼びかけてくる。震える声が哀願するように十和子に絡みついてくる。「あ――」「どうしました?」「電話」......
ここに意味を表示
頭の中が真っ白・茫然自失の表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
まるで電池が抜けた玩具のような様子
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
頭の中が真っ白になり、それが少しずつ元に戻るのにずいぶん長い時間がかかった
村上春樹 / 回転木馬のデッド・ヒート(タクシーに乗った男) amazon
このカテゴリを全部見る
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
思考・頭の中の状態 の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分