ぞろぞろと蟻の行列のよう
加能 作次郎 / 世の中へ 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
人通り・人の往来
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
蟻(あり)
蟻・・・アリ科の昆虫の総称。くの字の触覚を持ち、胸と腹と間にくびれがある。地中などで、女王蟻を中心に、雄の蟻、働き蟻(生殖能力のない雌)が階級を持ち集団で社会生活を営む。働き蟻は地上を歩いて食物を集め、勤勉なものの典型とされる。新しく羽化した女王と雄には翅(はね)があり(羽蟻)、交尾後に翅を失う。
ここに意味を表示
人通り・人の往来の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
誰かがハーメルンの笛でも吹いたみたいに、街を歩いてる子供の数が少なくなる
北村 薫 / 水に眠る amazon
若いハイカラ男やハイカラ女が雑踏にまじってあちらこちらへ歩るいている。流行のみなりをしていそいそと、まるで尾ひれを振ってあるく金魚かなどのようにしなしなと品をつくッて歩るいている。
相馬 泰三 / 六月 amazon
人波は、水溜りのお玉じゃくしの群のように、後から後から押して来ては揺れうごいた。
徳永 直 / 太陽のない街―他二篇 (1953年) amazon
このカテゴリを全部見る
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
短い頭髪のように揃うて立っている林
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
生まれ育ったところと違う国に住むのはどういう気持ちなんだろう。姉が結婚してからよく考える。その土地に物語の主人公として溶けていくのか、それとも心のどこかでいつか帰ろうと思っているのか。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
地上・陸地 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ