巨樹の根が土から現れて、太い真っ黒な血管のように遠くまでうねりひろがる
三島 由紀夫 / 午後の曳航 作品を確認(amazon)
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樹木・木々
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単語の意味
土(つち)
うねり(うねり)
土・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
うねり・・・うねること。
1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
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樹木・木々の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(エゾマツの)幹に耳を当てると、根が水を吸い上げる音がかすかに聞こえる。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
銀杏が黒い夜の空に怪物のように突っ立っていた。
広津和郎 / 神経病時代 amazon
木は高い梢にやせた葉を冠のようにつけているばかり
大岡 昇平 / 俘虜記 amazon
天をかぎる巨木が青葉の波濤をつくる
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
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「植物」カテゴリからランダム5
地面から灰色の切口をみせてポプラの切株がのぞいていた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけ
芥川龍之介 / 杜子春
萱(かや)が一面に生え、尾花の末が日に光る
国木田 独歩 / 武蔵野 amazon
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