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(ウサギをなでる)首元から尻尾に向け、彼はゆっくり掌を滑らせていった。一定のリズムを保ちつつも、時にはお腹や顎の下に寄り道をしたり、後ろ脚の付け根を指圧したり、おでこに渦を描いたり、変化をつけて飽きがこないよう気を配った。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 ページ位置:58% 作品を確認(amazon)
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撫でる・さする・こする 愛撫(前戯)
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前後の文章を含んだ引用
......か鋭い気配が潜み、指先が沈んでゆくのかと錯覚するほど奥が深い。一撫でするごとに斑の形が変化し、毛を押し開いた時現れる未熟な皮膚には、薄桃色の中身が透けている。 首元から尻尾に向け、彼はゆっくり掌を滑らせていった。一定のリズムを保ちつつも、時にはお腹や顎の下に寄り道をしたり、後ろ脚の付け根を指圧したり、おでこに渦を描いたり、変化をつけて飽きがこないよう気を配った。ウサギは欠伸をした。吐息とも鳴き声ともつかない音を漏らした。電車が通り過ぎるたび、耳をヒクリとさせた。耳の内側は一段と皮が薄く、血管が複雑な模様を描き、曾祖父の......
単語の意味
おでこ(おでこ)
顎・頤・腭(あご)
手の平・掌(てのひら)
腹(はら)
足・脚・肢(あし)
おでこ・・・1.額(ひたい)。
2.額が普通以上に高く出ていること。また、その人。
3.釣りで、魚がぜんぜん釣れないこと。坊主(ぼうず)。
顎・頤・腭・・・1.口の上下の、歯の生えている部分で、話したり物を噛んだりするのに役立つ器官。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
手の平・掌・・・手首から先の、物を握ったときに内側になる面。掌(たなごころ)。
・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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掌で洗うように素早く顔を撫でた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
掌の動きに忠実に、毛は逆立ったり倒れたりした。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon関連カテ撫でる・さする・こする毛の手触り
(子猫を撫でる)手を櫛のようにして白く柔らかい毛の中に入れ、温かい体をわしわしと撫でる
湊 かなえ / マイディアレスト「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 amazon
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胸に触れる。和服が、もどかしいというように私の手が荒く動く
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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その晩半沢はからだのほうが思うようにならなかった。
向田邦子 / 三枚肉「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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