たっぷり載った軍艦巻きのウニは、粒がしっかりと見え、口に入れると濃厚な磯の香りが広がる。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 ページ位置:83% 作品を確認(amazon)
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お寿司
うに
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前後の文章を含んだ引用
......たいな人と知り合うことができる」「はは。僕もです。誰かに出会うってやっぱり楽しいですよね」「おお、そうだ」 私は二人の会話を聞きながら、特上のお寿司をつまんだ。たっぷり載った軍艦巻きのウニは、粒がしっかりと見え、口に入れると濃厚な磯の香りが広がる。あまりにおいしくて、森宮さんに食べさせたくなった。 森宮さんは回転寿司に行くと、「こんなふうにどろっと溶けてない新鮮なのを食べたい」と言いつつ、ウニばかり食べて......
単語の意味
濃厚(のうこう)
磯(いそ)
海胆・海栗・雲丹(うに)
濃厚・・・1.濃い。こってりしている。
2.可能性がとても高いこと。
2.可能性がとても高いこと。
磯・・・海や湖などの波打ち際で、とくに岩の多い場所。
海胆・海栗・雲丹・・・1.(主に「海胆」「海栗」と書いて)ウニ綱、海にすむ棘皮(きょくひ)動物の総称。形は球形。殻は栗のイガに似たトゲで一面に覆われている。
2.(主に「雲丹」と書いて)1の卵巣を塩づけやアルコールづけにした食品。
2.(主に「雲丹」と書いて)1の卵巣を塩づけやアルコールづけにした食品。
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飯の舌ざわりよりも、部厚い種が、まるで魚の羊羹のように口中いっぱいにひろがって
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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おにぎりにかぶりつく。湿った海苔を歯で破る感触と塩味が、口中にしみわたる。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
カレーは、ぴかぴかに光る金色をしていた。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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金沢でたべたときはコウバクがにと教わり、次に福井でたべた時はセイコがにと教わった。背中にいっぱい子がつまっているから俗にセイコというのかもしれない。これは小ぶりで、足などは身も細く大してたべるところもないのだが、甲羅にいっぱいオレンジ色の子がついていて、その子をたべる。 リスボンでたべたかにや、越前がにの甲羅のは、黄色っぽいどろどろの子だが、このコウバクがにのは、ちょっと歯ごたえもある子で、それが驚くほどびっしり甲羅にくっついているのだから、感激してしまう。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
水晶玉の中にルビーが輝いているようで、手で押すとぷつんと音がしてはじける
渡辺淳一 / 北国通信 amazon
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