椅子に半分だけ腰を掛け、落ち着かない様子で紅茶を口に運んだ。
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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落ち着かない
座り姿勢
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前後の文章を含んだ引用
......たティ・カップが典雅な香りを放っていた。「かわいいわあ」「起きると、おイタが大変」「気ままに遊ばせてあげなくちゃあ。それが一番ですよ。ご馳走になります」 初江は椅子に半分だけ腰を掛け、落ち着かない様子で紅茶を口に運んだ。 木の葉模様を浮かしたベージュの壁にレースのカーテンを透かして穏やかな朝の光が射し込んでいる。窓越しに見る庭に芝草が黄ばみ、まっ赤なシャベルが一つ、そのまっただ......
単語の意味
腰(こし)
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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足を後へ曲げて坐 って
岡本かの子 / 母子叙情
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寝転んで、天井を睨 んでいた
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