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私はくず折れた気持ちで、片づけているたい子さんの白い手を呆 んやりながめていた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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惨め・情けない
きょとんとした目つき・虚ろな眼差し
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前後の文章を含んだ引用
......いと云っている。うらやましくて仕様がない。今は只沈黙っていたいと云っていた。淋しかったが、たいさんの顔は何か輝いていて幸福そうだ。みじめな者は私一人じゃないか。私はくず折れた気持ちで、片づけているたい子さんの白い手を呆 んやりながめていた。 * (二月×日) 黄水仙の花には何か思い出がある。窓をあけると、隣の家の座敷に燈火がついていて、二階から見える黒い卓子の上には黄水仙が三毛猫のよう......
単語の意味
頽れる(くずおれる)
頽れる・・・張り詰めていた気力が抜けて、その場に崩れるように座り込んだり、倒れたりする。くず折れる。
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