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泥はやや浅くなっていた。それからまた二足、殆んど 腿 まで深く入って、次の足は 棚 のように高い、固い土盤に乗った。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 ページ位置:58% 作品を確認(amazon)
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ぬかるみ・どろどろ
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前後の文章を含んだ引用
......く息が聞えた。さし延べた私の左手は前に行く者の剣鞘に触れた。思わずつかむと、その者は、「煩せえな。附くな、附くな」 と低く鋭くいった。伍長の声だと私は思った。 泥はやや浅くなっていた。それからまた二足、殆んど腿まで深く入って、次の足は棚のように高い、固い土盤に乗った。土手の底の一部であった。私は銃を下した。 一間ばかり高い土手の草に、人影の蠢く気配が感じられた。がさがさと草につかまって、登って行くらしかった。 国道は闇の中に......
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腿・股(もも)
腿・股・・・足の膝より上部の、腰につながった部分。大腿(だいたい)。上腿(じょうたい)。
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