昔ながらの切り羊羹は、日がたつと外側が白く固まってくる。外のシャリシャリ感と中の柔らかさが舌の上でとろけた。
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羊羹(ようかん)
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単語の意味
蕩ける・盪ける(とろける)
蕩ける・盪ける・・・1.固体がとけて液体になる。軟らかくなる。
2.心が和む。心の締まりがなくなる。
2.心が和む。心の締まりがなくなる。
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羊羹(ようかん)の味、おいしさを伝える表現・描写(和菓子のカテゴリ)の一覧 ランダム5
漱石先生は「草枕」の中で羊羹の色を讃美しておられたことがあったが、そういえばあの色などはやはり瞑想的ではないか。玉のように半透明に曇った肌が奥の方まで日の光りを吸い取って夢みるごときほの明るさを啣(ふく)んでいる感じ
谷崎潤一郎 / 陰翳礼讃
桜の葉に包まれた水羊羹が、ひんやりと冷えたのを口にするとき、子どもごころにも、夏を感じた
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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