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フランス料理の味、おいしさを伝える表現・描写
フランス料理特有の香料や、アルコール分の入ったこってりしたソースは「肝臓の敵」だそうだ。フランス人は中年から太りだすひとが多い。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
アメリカ映画の食事のシーンは、むかしから、あまりおもしろいものがない。 出て来る食物も単純なものだし、多くの監督や脚本家は、食物と食卓にあまり興味をしめさぬようだ。 ところが、フランス映画になると、だいぶんにちがってくる。 ごくありふれたギャング映画などでも、食卓をたいせつにあつかう。 これはやはり、食事に執着をもつフランスの国民性から出たものにちがいない。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
(つけ合わせの野菜にボリュームがあって)フランスという国の、自給自足が可能な農業の実態をまざまざとおもい知らされた。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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