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畳の上に踏みにじられたままこびりついている飯粒
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
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ゴミ屋敷・室内が汚い
畳(たたみ)
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前後の文章を含んだ引用
......ぎれいに片付いているのに引きかえて、叔母 一家の住まう下座敷は変に油ぎってよごれていた。白痴の子が赤ん坊同様なので、東の縁に干してある襁褓 から立つ塩臭いにおいや、畳の上に踏みにじられたままこびりついている飯粒などが、すぐ葉子の神経をいらいらさせた。玄関に出て見ると、そこには叔父 が、襟 のまっ黒に汗じんだ白い飛白 を薄寒そうに着て、白痴の子を膝 の上に乗せながら、朝っぱらか......
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(部屋が散らかっていて)まるで鶏小屋みたいですもの
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
ミニコンポからは、CDが飛び出したままになっていた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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畳の目も、傷んだところは 藺草 が切腹して、なかから、キビガラの 芯 みたいなのがはみ出していた。畳の目ひとつひとつが小さなクッションになっている。
向田邦子 / 耳「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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妙に丁寧に、旅館の女将がふすまを閉めるときみたいに両手で窓を閉めた。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
まるで大きなさいころみたいな、飾りのない真四角な部屋だった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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