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寒気を加えた風が掠 ッてゆく。
吉川英治 / 八寒道中 ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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冷たい風・冬の季節風
風を受ける
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前後の文章を含んだ引用
......見てやろうか。それに、春日 平六の手前もある。……また、こうして手紙や餞別 までよこされたものを」 薄い苦笑がその顔にのぼる。 衣にも耐えそうもない痩せた体を、急に寒気を加えた風が掠 ッてゆく。空を見ると、氷柱 の枝に星があった 「何という逃げ下手な奴であろう。賛之丞の方では、あれで必死に居所を晦 ましているつもりだろうが、この三五兵衛が討つ気だったら、今日......
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雪催(もよ)いの風は鋭く頬を削った。その針はどんな防寒具でも通すのだから、水夫の仕事着などは、蚊帳(かや)のようであった。
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
寒い霙(みぞれ)まじりの風が荒れに荒れて終夜(よもすがら)、町の上を哮(ほ)え狂う
国木田 独歩 / 武蔵野 amazon
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(階段の)下から吹き上げてくる風が水島の髪を逆立て、十和子のスカーフを舞い上がらせる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「風」カテゴリからランダム5
少し開けた窓から、涼しい風が入ってきていた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
裸木の枝に裂かれる風の音だけが耳につく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「状態・状況」カテゴリからランダム5
声の調子から、彼女が噓をついていないことはわかった。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
「なおさないと損するわよ。」 「多分ね。でもね、ポンコツ車と同じなんだ。何処かを修理すると別のところが目立ってくる。」
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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