TOP > 感覚表現 > 音の響き > 風の音


カテゴリ検索 単語の意味
裸木の枝に裂かれる風の音だけが耳につく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:65% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
風の音
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......物の屋根や、遠く排気ガスにかすんで林立する高層ビル群を広々と見渡すことができる。街の騒音もここでは遠い海鳴りのようにしか聞こえない。じっと寒さをこらえていると、裸木の枝に裂かれる風の音だけが耳につく。 こうしてベンチにすわっている自分を、陣治がどこかから見ている気がする。さりげなく首をめぐらしてみる。 食べないとわかっている十和子のために毎晩夕飯を拵える陣治......
ここに意味を表示
風の音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
「風」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
風 の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分