島の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ギリシャの小さな島々)ほとんどの島は、島というよりはむしろ岩塊に近く、そこには誰も住んでいなかった。水もなく植物もなく、白い海鳥たちがてっぺんにとまって、魚の姿を求めてあたりを見渡しているだけだった。鳥たちは船が通り過ぎても見向きもしなかった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
間もなく、中の海の大根島にも陽が当り、それが赤鱏を伏せたように平たく、大きく見えた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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田圃(たんぼ)の真ん中に、まるで蜃気楼のように出現したマンモス団地
後藤 明生 / 挾み撃ち amazon
槍・穂高の連嶺がさまざまに雪を光らせて立ちはだかっていたからだ。まるで僕が振り返るのを待っていたかのように。
深田 久弥 / 四季の山登り (1963年) amazon
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