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周囲の音がふいに消えていく
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:72% 作品を確認(amazon)
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音が消える・聞こえなくなる
神経を研ぎ澄ます・感覚を鋭敏にする
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前後の文章を含んだ引用
......間に体を押し込んでいく。ふたたび巨人の息が漏れ、ドアが閉まる。電車が動き出す。すみませんを繰り返して、三葉はすこしずつ進む。そして一人の少年の前で、立ち止まる。周囲の音がふいに消えていく、そんな気が、三葉はする。 目の前には、三年前の、まだ中学生だった俺が立っている。 * * * 自転車では、もうこれ以上は登れない。 そう考えたと......
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(音にかき消される)愛子の声は、高速道路に戻っていく車のタイヤの回転に、いとも簡単にからめとられる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
大きな音が頭を打ち、耳の底が抜けたような空白がやってくる
高樹 のぶ子 / その細き道 (文春文庫 amazon
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運動競技のルールのごとくに明快
安岡 章太郎 / 海辺の光景 amazon
火事を見物するような口調
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
淡々として水のごときものを感じて
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
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ふすまを開けて廊下に出た。まるで夢の中で見る日本家屋のようにひっそりしている。
吉本 ばなな / 哀しい予感 amazon
引き裂くような機銃の音
梅崎 春生 / 桜島 amazon
反響した声が霧のように舞い下りる
村上 春樹 / 1973年のピンボール amazon
(音楽鑑賞)美声のヴィブラートが、一本の蠟燭の明かりの揺らめきのように、彼女の存在を灯していた。 段々と人心地がついてくるようだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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