芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:43% 作品を確認(青空文庫)
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星の光・星が輝く
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前後の文章を含んだ引用
......。朗吟して、飛過 す洞庭湖 。四 二人を乗せた青竹は、間もなく峨眉山へ舞い下 りました。 そこは深い谷に臨んだ、幅の広い一枚岩の上でしたが、よくよく高い所だと見えて、中空 に垂れた北斗の星が、茶碗 程の大きさに光っていました。元より人跡 の絶えた山ですから、あたりはしんと静まり返って、やっと耳にはいるものは、後 の絶壁に生 えている、曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけです。......
単語の意味
中空(ちゅうくう)
中空・・・1.何も遮(さえぎ)るもののない、空の中ほど。なかぞら。中天。
2.物の内部が空っぽになっていること。うつろ。
2.物の内部が空っぽになっていること。うつろ。
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巨大な猿人の巨大な頭骨(みたいな雲)。何処かの歴史の断層からこのホノルルの上空にこぼれ落ちてきたのだ。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
天の川がしらしらと南から北へ亙 っている
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
夏のような立派な雲の峰が東でむくむく盛りあがり
宮沢賢治 / 風の又三郎
部屋の空気が乾ききっていて息を吸うたびに身体の中のどこかが痛んだ。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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