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完璧、無視する。実際、網戸の隙間から蚊が入ってきたほどにも感じなかったのだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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無視する・相手にしない
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前後の文章を含んだ引用
......チンにふらりと入ってきたのだ。 誰も気にしない。弟の真央が軽く会釈をし、母がちらりと瞳を動かし、父が僅かに笑った。それだけだ。あたしは、まったく反応しなかった。完璧、無視する。実際、網戸の隙間から蚊が入ってきたほどにも感じなかったのだ。 如月とは幼馴染だ。藤本家と吉村家、お互いの家を行き来し、勝手に上がりこみ、勝手に遊び、勝手に寝入り……、好き放題、まさに勝手気ままに振舞っていた。お互いの家族......
単語の意味
蚊(か)
蚊・・・カ科の昆虫。古来より人が悩まされてきた、小形の害虫。主に夏に出る。雄は人や家畜の血を吸う。種類が多く、デング熱やマラリアなどの伝染病を媒介するものもいる。飛行の際に「ぶぅぅん」と羽音を鳴らす。
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無視する・相手にしないの表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
無視する。椅子にすわったまま、お帰り、も言わない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
主人はそうだとも、そうで無いとも云わない。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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言葉の調子が、槍の穂先のような鋭さで胸許を深く突き刺して来る
井上 靖 / 風林火山 amazon
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風に流されるちぎれ雲のように軽い心持ち
梅本 育子 / 桃色月夜 amazon
一人の司祭がまだこの日本に残っているということは、ちょうど、ローマのカタコンブに 聖 燭台 の 油 燈 が一つだけ燃えつづけている──それだけの意味はある 筈 です。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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佃の態度には、欠けているもののあるのが感じられた。
宮本百合子 / 伸子
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