TOP > 人物表現 > 人の印象 > 混雑している・雑踏・人混み
雪崩れ込んだ避難民が《…略…》煙脂煙管(やにぎせる)のごとく、ぎっちり詰って動けなくなった。
里見 トン / 美事な醜聞「初舞台・彼岸花 里見トン作品選 (講談社文芸文庫)」に収録 作品を確認(amazon)
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混雑している・雑踏・人混み
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単語の意味
詰る(なじる)
詰る・・・相手を問い詰めて非難する。相手の悪い点を責める。
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修学旅行の少女たちが白い花びらのように群れる
原田 康子 / 挽歌 amazon
店内は、予約したテーブルを除いて満席らしかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
押し寄せ押し返している群 の中から
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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「人の印象」カテゴリからランダム5
(気配なく近づく人)気がつくと自分の五感が警戒する距離に迫ってきている。それが大胆なだけに、五感の警戒が一歩遅れてしまうのだ。そして慌てて警戒信号を発することになる。武内と接するときはそんな感覚が付きまとう。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
朝の出勤ラッシュの時間帯を過ぎていたせいで、車内は比較的空いている。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
(奥深い人)人ってもっと、変で薄汚くて、どろどろしてて、情けなくて、高貴で、無限の断層があるっていうかんじ。って、ずっと思ってた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
ひとつしか年がかわらないとは思えないほど威厳があった。背はあまり高くないけれど、何というか、からだから発している空気のようなものが彼女をとても大きな人に見せていた。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
「密度・集団」カテゴリからランダム5
風に逐(お)われた紙ッ屑のように、露地から転がり出し、表通りをつつ走って、群集は王子の街全体に散らかった。
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
黒山のような人だかり。
林芙美子 / 新版 放浪記
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