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据え付けられた巨大な張り子の 蟹 が、その電気仕掛けの足をゆっくり動かす
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:54% 作品を確認(amazon)
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看板・標識
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前後の文章を含んだ引用
......の団体客が、芝居の終わった劇場から一斉に出て来たらしく、しばらくは一歩も前に進めないほどであった。川辺に建つ大きな飲食店の壁を見あげている親子連れの姿もあった。据え付けられた巨大な張り子の蟹が、その電気仕掛けの足をゆっくり動かすさまに見惚れているのである。やっとの思いで戎橋の南側のたもとまで行くと、まち子が御堂筋に出てみようと言った。御堂筋には客待ちのタクシーが列を作っていた。「道を渡......
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足・脚・肢(あし)
蟹(かに)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
・・・エビ目(十脚類)カニ亜目(短尾類)の甲殻類の総称。水中や水辺にすむ。5対の足のうち第1対は鋏(はさみ)となっていて、捕食に役立つ。横向きに歩行するのが一般的であるが、前向きに歩く種も少なくない。食用。
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