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遠くに低い丘陵のうねりが見える。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:79% 作品を確認(amazon)
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丘陵・小山・小高い丘
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前後の文章を含んだ引用
......ロント・ガラスのむこうを見ると、闇の底がボンヤリと明るくなって、その明るさの帯が少しずつ太くなった。 黒い霧が晴れてしまうと、車は畑中の粗い舗装道路を走っていて遠くに低い丘陵のうねりが見える。うねりが切れると、きっかりと雲を分けて海の青さが見えた。 見覚えのある風景ではなかったが、日本中どこへ行っても見られるような、月並みな風色である。 周囲が明るく......
単語の意味
丘陵(きゅうりょう)
うねり(うねり)
丘陵・・・なだらかな起伏が、帯状に続く地形。
うねり・・・うねること。
1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
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丘の緑の縞に黒い影の糸が織り込まれる
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