TOP > 感覚表現 > ものの性質・特徴 > ありきたり・よくある・平凡
交換可能で、あくまで記号的な電話ボックス。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:98% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
ありきたり・よくある・平凡
公衆電話ボックス
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ボックスの中。空には黴びたような色あいの半月がかかり、床には煙草の吸殻が散乱している。ぐるぐると見まわしても、心を温めてくれるようなものはどこにも見あたらない。交換可能で、あくまで記号的な電話ボックス。さて、場所はどこだろう? 今はちょっとわからない。すべてはあまりにも記号的だし、それにあなたもよく知ってるでしょう? わたしは場所のことってほんとに苦手なのよ。......
ここに意味を表示
ありきたり・よくある・平凡の表現・描写・類語(ものの性質・特徴のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
公衆電話ボックスの表現・描写・類語(電話のカテゴリ)の一覧 ランダム5
透明な公衆電話のボックスが見えた。 中の蛍光灯が白く光っている。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「ものの性質・特徴」カテゴリからランダム5
不幸のかたまりを、鋼の球のように胸に抱いてやってきた遠縁の少年。
浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
あなたは今まで裁判官席という風上から、下々で起こる事件をまさに他人事として裁いていた。ところが今度、急に風向きが変わって自分のところに火の粉が降りかかってきたものだから、びっくりして慌てふためいているわけです
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
朝飯前どころか寝ててもできる
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
「電話」カテゴリからランダム5
まだ話していたい気持ちに軽くピリオドを打つように受話器を置く
落合 恵子 / センチメンタル・シティ amazon
受話器を置くと、力が脱けた。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
黙りこくったまま、秀男の息づかいだけが、しばらく聴こえた。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
ものの性質・特徴 の表現の一覧
電話 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ