一瞬にして心が浮き立つ眺めだった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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絶景・美しい風景
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前後の文章を含んだ引用
......つしか単調な走行音を聞きながら眠りに落ちていた。夢心地の中で料金所のやり取りを聞き、ふと目を覚ましたときには、右手にきらびやかな湖面が広がっていた。「あらあ」 一瞬にして心が浮き立つ眺めだった。富士山を探したが、すぐには見当たらない。気持ち後ろを振り返ると、リアウインドウ越しにその佇まいを見つけた。「ほら、まどか、富士山よ」 まどかも目を覚ましていたの......
単語の意味
浮き立つ(うきたつ)
浮き立つ・・・1.嬉しくて落ち着かない状態になる。そわそわする。
2.周囲のものとの違いがハッキリする。目立つようになる。きわ立つ。
2.周囲のものとの違いがハッキリする。目立つようになる。きわ立つ。
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絶景・美しい風景の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
笛の音や、うちわや、潮風の風景がゆっくりと夜に映って、まるで燈籠のように流れてゆく
吉本 ばなな / TUGUMI(つぐみ) amazon
生まれてから目にしたことのない、圧倒される景色だった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
胸のすくような眺め
伊藤左千夫 / 野菊の墓
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
(電車の)正面の窓ガラスに、私と彼の顔が並んで映っていた。暗やみに斜めに浮かぶ美しい夜景に重なって
吉本 ばなな / 新婚さん「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
その静かな坂は裾の方で振袖の丸みのように鷹揚なカーブをみせ
円地 文子 / 妖 amazon
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