(魚の目)朱色を帯びたビーズ玉のような眼
阿刀田 高 / 透明魚「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:13% 作品を確認(amazon)
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目(瞳)の形
熱帯魚
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前後の文章を含んだ引用
......下から見慣れない魚が一匹、顔を現わした。 いったい、これはなんという魚なのだろうか? 顔はどこかナマズに似ている。長いひげもある。〝へ〟の字にゆがんだ口の上に、朱色を帯びたビーズ玉のような眼があって、それがキラキラと光っている。私にはとても生きている魚の眼には思えない。 だが、この魚が奇妙に見えたのは妖しく光る眼のせいではない。体長は三十センチほど......
単語の意味
玉のよう・珠のよう(たまのよう)
玉・珠(たま)
朱色(しゅいろ)
玉のよう・珠のよう・・・真珠のよう。宝石のよう。張りがあって美しい。なめらかな。
玉・珠・・・1.丸いもの。丸くまとめられたもの。ボール。
2.丸い宝石や真珠。
2.丸い宝石や真珠。
朱色・・・橙(だいだい)色に近い赤色。朱肉の色に似た、少し黄色がかった赤色。
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