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薪を投げ飛ばしてきた。薪は雪見の耳元を唸りを上げてかすめていった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:97% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......っているのかは分からなかったが、その場の異常性だけはすぐに察した。「お義母さん!」 雪見が駆けつけながら大きな声で呼ぶと、武内が振り返った。かっと眼を見開いて、薪を投げ飛ばしてきた。薪は雪見の耳元を唸りを上げてかすめていった。 畳みかけるように、武内は壁に立てかけてあった高枝切りばさみを持ち出してきた。「ふんんんんっ!」 何の躊躇もなく雪見の胸元を突く。いきなりのことで驚く暇もない。......
単語の意味
耳元・耳許(みみもと)
耳元・耳許・・・耳の根もと。耳のそば。耳のすぐ近く。耳許の「許」は、「近く」「そば」を意味する。
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