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尋恵は受話器を持ったまま、静かなリビングの中、一人放心した。一方的な罵声に力を奪われてしまっていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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頭の中が真っ白・茫然自失
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......考え」「ちょっと、おばあさんが呼んでるから」「…………」 満喜子は一呼吸分の沈黙を置いたあと、はっきりと聞こえる舌打ちを残して、いきなり電話を切ってしまった。 尋恵は受話器を持ったまま、静かなリビングの中、一人放心した。一方的な罵声に力を奪われてしまっていた。 それから、重い身体を無理に動かし、姑の部屋を覗いた。 明かりを点けると、そこに見えたのは、少し口を開けて眠る姑の顔だった。確かな寝息も立てている。 幻聴か……......
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罵声(ぱせい)
罵声・・・罵(ののし)り(=下品な言葉で悪口を言って)騒ぐ声。口ぎたなく罵る声。大声で悪口をいう声。
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