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(電車内で)首の骨が折れたようにつんのめって眠っていた。
向田邦子 / 犬小屋「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:7% 作品を確認(amazon)
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昼寝・居眠り・うたた寝
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前後の文章を含んだ引用
......ゆき、蒸していた車内は涼しい風が吹き込むようにゆとりが出来た。 前の席におやこ連れが坐っている。 若い夫婦と五歳ぐらいの男の子である。子供を真中に挾んだ三人は、首の骨が折れたようにつんのめって眠っていた。 日頃はつつましく暮しているが、子供にせがまれ、精いっぱい着飾って動物園に出掛けた帰り、といった感じだった。ただひとつ不似合いなのは、高価そうな大きなカメラだが......
単語の意味
つんのめる
首・頸・頚(くび)
つんのめる・・・(体が)前のほうへ倒れる。前のほうへ倒れそうになる。のめる。⇔のけぞる。
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
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客席には学生風のカップルが一組いるだけで、それもプラスチックのテーブルにうつ伏せになって、ぐっすりと眠っていた。テーブルの上には彼らの頭がふたつとストロベリー・シェイクのカップがふたつ、前衛的なオブジェのように整然と並んでいた。
村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
うとうとしていた。《…略…》そうしてゆっくりと本格的な眠りがしみこんできた
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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駱駝 のように壁に 靠れて眠りこけました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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