人間のながれが、縦横無尽に入り乱れ、《…略…》泥鰌(どじょう)の生簀(いけす)のようだった。
室生 犀星 / 杏っ子 作品を確認(amazon)
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人通り・人の往来
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単語の意味
泥鰌・鰌(どじょう)
泥鰌・鰌・・・ドジョウ科の淡水魚の一種で、広義にはドジョウ科魚類の総称。形はうなぎに似た細長い円柱状。背中は暗緑色で、腹部は白く、尾びれは円い。5対10本のヒゲがある。淡水の泥の中にすむ。昔、田んぼなどでたくさん捕れた。食用で、生きたままゆでる時の跳ねるさまから「踊り子(おどりこ)」とも呼ばれる。江戸時代にはしばしば「どぜう」と書いた。
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ぞろぞろと蟻の行列のよう
加能 作次郎 / 世の中へ amazon
丁目がふえるにつれ、人通りが減り、街がさびれてきた。
宮本百合子 / 伸子
人通りが減っていた。もとからそれほど通行人のいる場所でもなかったが、それにしても少ない。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
活気を帯びた雑踏の音が津波のように寄せてくる
森 瑤子 / 傷 amazon
電車や群衆の影が夢のように動く
徳田 秋声 / あらくれ amazon
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教会が夥しい菜の花に囲まれ、黄色い波間に浮んでいるよう
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
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