巨大な水鳥の上嘴(じょうし)のように、細長い尾根筋のふくらみ上がった砂丘
島尾 敏雄 / 島尾敏雄 作品を確認(amazon)
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砂漠・砂丘
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単語の意味
尾根(おね)
上嘴(じょうし)
尾根・・・連なった山を遠くから見たときの、ある山の頂上と隣の山の頂上を結ぶ、一番高い線の部分。山稜(さんりょう)。
上嘴・・・鳥類の、上部分の口ばし。
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見渡す限りの砂だ。風紋の刻まれた砂漠は海を連想させる。けれども、遠いどこかに向かっていっせいに打ち寄せていく無数の波は、立ち上がったままの姿で死んでいる。海水のなかに 夥しい奇妙な生命がうごめいているように、砂は、内部に死滅した時間を沈めて充実している。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
地平線さえ定まらない砂漠のひろがり
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
広大な、赤とも白ともつかない地面が延々と広がる
伊坂 幸太郎 / 砂漠 amazon
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店飾りを群集の人影の明滅の間からぼんやり眺めて
岡本かの子 / 巴里祭
巨大な力でずたずたに引き裂かれ、ほとんどが湖に飲み込まれた糸守町
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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