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鋭敏な馬の皮膚のようにだちだちと震える青年の肩
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:54% 作品を確認(青空文庫)
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体が小刻みに震える
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前後の文章を含んだ引用
......なわなと震わせているのが、肩に手をかけないうちからよく知れた。事務長は振り向きもしないで、靴 のかかとをこつこつと鳴らしながら早二三間 のかなたに遠ざかっていた。 鋭敏な馬の皮膚のようにだちだちと震える青年の肩におぶいかかりながら、葉子は黒い大きな事務長の後ろ姿を仇 かたきでもあるかのように鋭く見つめてそろそろと歩いた。西洋酒の芳醇 な甘い酒の香が、まだ酔いからさめきらな......
単語の意味
馬(うま)
馬・・・1.ウマ科の哺乳動物の総称。古くから耕作・運搬・常用に使う重要な家畜。体が大きく、首・顔が長く、鬣(たてがみ)がある。草食。
2.脚立(きゃたつ)の異称。四方に開いた支脚を有する台。
3.将棋で角の成ったもの。竜馬(りゅうめ)。成り角。
4.「つけうま」の略。遊興費の不払いを取り立てるため客に同行する者。
5.体操で跳馬のこと。またその用具。
2.脚立(きゃたつ)の異称。四方に開いた支脚を有する台。
3.将棋で角の成ったもの。竜馬(りゅうめ)。成り角。
4.「つけうま」の略。遊興費の不払いを取り立てるため客に同行する者。
5.体操で跳馬のこと。またその用具。
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体が小刻みに震えるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
手が木枯らしの中の落ち葉のように顫(ふる)えやまない
檀 一雄 / リツ子・その愛 amazon
歯が嚙みあわないほど顎がかちかち震え
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
震えていました。身体中の骨ががちがち鳴っているみたいでした。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
人に捕えられた蜘蛛 のように身を縮めた。
夢野久作 / あやかしの鼓
暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したことは無かった。
太宰治 / 走れメロス
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
まるで馬のように音をたててたべた。
林 芙美子 / 泣虫小僧 amazon
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