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その時は気分も身体も殆ど日頃の彼になっていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:30% 作品を確認(amazon)
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病気が治る・元気になる・快復
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前後の文章を含んだ引用
......と声を出して云ったりした。七 気持にも身体にも異常な疲労が来た。彼はもう何も考えられなかった。彼はそれから二時間ばかり、ぐっすりと眠った。 四時頃眼を覚ました。その時は気分も身体も殆ど日頃の彼になっていた。彼は顔を洗って、少時、縁へしゃがんで、ぼんやり前の景色を眺めていた。そのうち彼はお栄や信行が心配しているだろう事を想い出した。そして早速返事を出す事にした。 お......
単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
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だんだん顔いろがかがやいてきました。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
久しい間病気でいられたのに、厨子王の守本尊を借りて拝むと、すぐに拭うように本復せられた。
森 鴎外 / 山椒大夫 amazon
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すッかり肩の皮が剥 け、ヒリヒリと熱をもって来た。
吉川英治 / 醤油仏
病人が暗がりの中で、灰色の石のように横たわっている
遠藤 周作 / 沈黙 amazon
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