TOP > 感覚表現 > 音の響き > 耳を澄ます・聞き耳を立てる


カテゴリ検索 単語の意味
――コツコツ、コツコツ―― 「なんだい、あの音は」食事のはしを止めながら、耳に注意をあつめるしぐさ
梶井基次郎 / 雪後 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
耳を澄ます・聞き耳を立てる
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......の大家から親しまれた。時どき彼らは日向ひなたや土の匂いのするようなそこの子を連れて来て家で遊ばせた。彼も家の出入には、苗床が囲ってあったりする大家の前庭を近道した。  ――コツコツ、コツコツ―― 「なんだい、あの音は」食事のはしを止めながら、耳に注意をあつめるしぐさで、行一は妻にめくばせする。クックッと含み笑いをしていたが、 「雀よ。パンの屑を屋根へ蒔いといたんですの」  その音がし始めると、信子は仕事の手を止めて二階へ上り、抜き......
ここに意味を表示
耳を澄ます・聞き耳を立てるの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
敏捷な小動物のように耳を澄ます
藤本 義一 / やさぐれ刑事 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
枕元で雷が落ちたくらいの爆音
小川 洋子 / 余白の愛 amazon
隣りあったもの同士、てんでなさんざめきが起きる
高樹 のぶ子 / その細き道 (文春文庫 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分