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垣根には目かくし用に様々な種類の灌木やカイヅカイブキが効果的に配され、そのすきまからは手入れのいきとどいた庭が広がっているのが見えた。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:49% 作品を確認(amazon)
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壁・塀・囲い・石垣
家の佇まい・外観
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前後の文章を含んだ引用
......聞こえてくることもあり、カレーを煮る匂いが漂ってくることもあった。 それに比べると古くからある家の方からは生活の匂いというようなものはほとんど感じられなかった。垣根には目かくし用に様々な種類の灌木やカイヅカイブキが効果的に配され、そのすきまからは手入れのいきとどいた庭が広がっているのが見えた。母屋の建築スタイルは様々だった。長い廊下のある日本風の家屋があり、古びた銅屋根の洋館があり、つい最近改築されたらしいモダンなつくりのものもあったが、そのどれにも......
単語の意味
灌木・潅木(かんぼく)
灌木・潅木・・・人の背より低い木。背の低い木。低木(ていぼく)。⇔高木(こうぼく)。喬木(きょうぼく)。
「灌・潅」は、「こんもりと群がり生える」さまをあらわす字。
「灌・潅」は、「こんもりと群がり生える」さまをあらわす字。
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古風な煉瓦塀が刑務所のように広い敷地にめぐらされる
高橋 和巳 / 我が心は石にあらず amazon
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周囲を灌木に囲まれた小さな家。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
その家は 櫟(くぬぎ) の生垣の丈が高く、庭先の植木も大きく枝葉を伸ばしている。門柱の木の表札の墨文字が、すっかり色褪せていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
この家も前は道路に面していたんですよ。でも火事があってねえ、こんなとこへ引っこんじゃって
林芙美子 / 新版 放浪記
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(ボクシング・ジム)元々は精肉工場だったらしく、高い天井から、ぶっきらぼうに蛍光灯が下がっていたが、部屋の広さに対して本数が少ないのか、見上げると眩しい割に、全体は薄暗かった。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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微かなタッチのあと延び広がるように長く続く鐘の音
滝口 悠生 / 死んでいない者 amazon
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