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縁側は白くささくれ立っていた。  よそのうちの縁側は、茶色くてピカピカ光り、おろし立ての靴下だと滑ったりするのに、うちのは、 さ さら で洗ったようにけば立っている。
向田邦子 / 男眉「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:4% 作品を確認(amazon)
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古い建物の佇まい 庭・縁側・ベランダ
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......っていた。 麻は陽当りのいい縁側にランドセルと草履袋を置き、障子に背を向けて足をブラブラさせながら、「地蔵まみえというのは、どういうのだろう」 と思っていた。 縁側は白くささくれ立っていた。 よそのうちの縁側は、茶色くてピカピカ光り、おろし立ての靴下だと滑ったりするのに、うちのは、ささらで洗ったようにけば立っている。母は、安普請の借家で材木が悪いからだと言っていたが、祖母は、お前のお母さんのせいだと陰口をきいていた。 こめかみに青い疳筋を走らせながら、親の仇といった顔で拭く......
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縁側・緣側(えんがわ)
縁側・緣側・・・1.家の座敷の外側についている、庭に面した細長い板敷きの部分。和風住宅の独特の構造。
2.カレイやヒラメなどの魚のヒレやエラ付近の肉。うまいものとしてすし屋などで出される。
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歴史的保存物と言ってもいいような吉祥寺の木造アパート
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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ベランダに出る。急激な温度差に身体じゅうの毛穴が収縮する。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ庭・縁側・ベランダ寒い・冷気・凍える
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切り取ったような四角の窓
野間 宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
一尺四方の四角な天窓
林芙美子 / 新版 放浪記
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