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血管の中には血の代わりに文火 でも流れているのではないかと思うくらい寒気に対して平気だった
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:34% 作品を確認(青空文庫)
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
寒い・冷気・凍える
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前後の文章を含んだ引用
......て下腹部が鈍痛を覚えるばかりでなく、腰の後ろのほうに冷たい石でも釣 り下げてあるような、重苦しい気分を感ずるようになった。日本に帰ってから足の冷え出すのも知った。血管の中には血の代わりに文火 でも流れているのではないかと思うくらい寒気に対して平気だった葉子が、床の中で倉地に足のひどく冷えるのを注意されたりすると不思議に思った。肩の凝るのは幼少の時からの痼疾 だったがそれが近ごろになってことさら激しくなった。葉子......
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
武内のあの視線が雪見にうそ寒い空気を運んできていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このことばの中には、蝎 のように、人を刺すものがある。
芥川龍之介 / 偸盗
足の先から、冷たい血があがるような思い
林芙美子 / 新版 放浪記
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寒い・冷気・凍えるの表現・描写・類語(気温のカテゴリ)の一覧 ランダム5
寒気が目に見えぬ無数の針を、体じゅうところかわまず、一時に突き立てる
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
四頭のトナカイは全員が毛糸の靴下をはいていた。おそろしく寒い夢だった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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大量の死者を出した二〇〇三年以来の猛暑
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
恋女房の肌みてえに、暖かい
吉川英治 / 増長天王
暑いので、胸や背中にあせもが出来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
血の気が引いた。頭が軽くなって揺れ、反対に足は重く、動かなくなった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
狂うほどの恐怖を感じ
太宰治 / 人間失格
藪ん中の蛇みたいに油断のならぬ奴
鶏飼いのコムミュニスト「全集・現代文学の発見〈第6巻〉黒いユーモア (1976年)」に収録 amazon
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腐った茄子のようにブシ色に腫れ上がった顔
藤枝 静男 / 或る年の冬 或る年の夏 amazon
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