TOP > 人物表現 > 目・瞳 > きょとんとした目つき・虚ろな眼差し

TOP > 感覚表現 > ものの性質・特徴 > 興味がない・無関心


カテゴリ検索 単語の意味
誰が来ようが司祭にはもうほとんど興味はなかった。まるで物体でも見るようにせわしげに自分と番人の部屋との間を往復している通辞の背中を彼はぼんやり眺めるだけだった。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:67% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
きょとんとした目つき・虚ろな眼差し 興味がない・無関心
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......て、「あまり思いつめぬほうがよいな」 そう言いながら、彼はしきりに部屋から出たり入ったりしながら首をかたむけた。「駕籠が遅い。もう参っても良い時刻だが」 今更、誰が来ようが司祭にはもうほとんど興味はなかった。まるで物体でも見るようにせわしげに自分と番人の部屋との間を往復している通辞の背中を彼はぼんやり眺めるだけだった。 駕籠をかついだ人足たちの声が門口でひびいて、通辞と小屋の外で何かを話しあっていた。「パードレ、出かけようぞ」 司祭は黙ったまま立ちあがり、のろのろと外に出た。......
単語の意味
背中(せなか)
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
ここに意味を表示
きょとんとした目つき・虚ろな眼差しの表現・描写・類語(目・瞳のカテゴリ)の一覧 ランダム5
平板な、灰色の舗石そのもののような顔に暗い小さな穴がふたつ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
夢みるような目
有島武郎 / 或る女
このカテゴリを全部見る
興味がない・無関心の表現・描写・類語(ものの性質・特徴のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「目・瞳」カテゴリからランダム5
眼光は鋭利な刃物を連想させた
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
「ものの性質・特徴」カテゴリからランダム5
夏に蟬が鳴いて、秋にサツマイモが採れるみたいなもので、極めて普通のことだから
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
目・瞳 の表現の一覧 
ものの性質・特徴 の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分