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前には関心のあった、これら日本人の服装や 恰好 も、もう疲れ果てた心には何の興味もひかない。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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疲れる・疲労感
興ざめ・白ける
興味がない・無関心
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前後の文章を含んだ引用
......道の端に立ちどまり、異様なものにでもぶつかったように、放心した顔でじっと眺め続けていた。畠では、鍬を放りだして百姓たちが、こちらに一散に駆けてくることもあった。前には関心のあった、これら日本人の服装や恰好も、もう疲れ果てた心には何の興味もひかない。彼はただ眼をつぶって、夕暮の修道院で行われる「十字架の道行き」の祈りを一つ一つ、渇いた舌を動かし呟いていた。その祈りは、聖職者や信徒ならば誰もが知っている受難の......
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疲れる・疲労感の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
煮られたあとのようにくたくたな気持で
岡本 かの子 / 落城後の女「岡本かの子全集 (第3巻)」に収録 amazon
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興ざめ・白けるの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(心は)結婚詐欺 をしているちんぴらのように寒々しかった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
朝の礼拝堂に糞尿の気が流れてきたよりも、もっと興ざめなこと
岩田 豊雄 / 獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 amazon
心はさあっと、水をかけたように冷たく冴えかえって来ました。
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
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興味がない・無関心の表現・描写・類語(ものの性質・特徴のカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の顔には別にこの事について関心も好奇心もないようだった。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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「心」の言葉を含む嫌な気持ちの表現(ものの性質・特徴のカテゴリ)の一覧 ランダム5
とたんに喉の奥がぎゅっと詰まり、またもや悪心が込み上げてきた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(電話相手が疲れている)時差はどれくらい? とか調子はどう? とか聞いても答えが全くない。ただ、 「うん、とにかく帰るわ。」 と言うだけだった。私は時報や天気予報と話しているような気がしてしまって
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
「退屈」カテゴリからランダム5
ミトンを指でひねくり回しながら、ため息をつく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
寝ぼけ眼 を擦 りながら
夏目漱石 / 吾輩は猫である
闇の洞窟でコウモリのような暮らし方をする
大庭 みな子 / がらくた博物館 amazon
「ものの性質・特徴」カテゴリからランダム5
生理的に、としか言いようがない漠然とした嫌悪感を与えてきた。足の多い昆虫や、けばけばしい色の植物を目撃したのに似た、不快感だ。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
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