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寝ぼけ眼 を擦 りながら
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:5% 作品を確認(青空文庫)
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眠たい・眠気
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前後の文章を含んだ引用
......ける、妹がまた匙をとる。見ている間 に一杯一杯一杯と重なって、ついには両人 の皿には山盛の砂糖が堆 くなって、壺の中には一匙の砂糖も余っておらんようになったとき、主人が寝ぼけ眼 を擦 りながら寝室を出て来てせっかくしゃくい出した砂糖を元のごとく壺の中へ入れてしまった。こんなところを見ると、人間は利己主義から割り出した公平という念は猫より優 っているかも......
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眠たい・眠気の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
海綿が水を吸うように、じくじく眠りを吸収する
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
衰えなくなった風雨の音が眠気を誘い出す
古井 由吉 / 聖 amazon
(眠くない)体の中に一片の眠りも存在しなかった。まるで干しあがった井戸のように僕は目覚めていた。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
(眠いけど食べる)頭の芯は眠気で凝り固まっているのに、手足は妙にふにゃふにゃしている。感覚も眠っているので、味を想像したりすることもなく、ただひとつひとつの手順を生理現象のようにこなしていく。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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ミトンを指でひねくり回しながら、ため息をつく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(眠いけど食べる)頭の芯は眠気で凝り固まっているのに、手足は妙にふにゃふにゃしている。感覚も眠っているので、味を想像したりすることもなく、ただひとつひとつの手順を生理現象のようにこなしていく。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
眠気は海底地震によって生じた無音の波のように僕のボートを鈍く揺さぶっていた。
村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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